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“1992年世界初アガリクス茸の露地栽培に成功!” JMCのアガリクス茸。 |
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今後市場において重要な位置を占めるであろう中国産アガリクス「JF103株」で積極的なプロモーションを展開しているJMC。JMCは中国との強力なネットワークを構築し、来たるべきアガリクス市場に向けて良質のアガリクスの製品化に成功している。環境汚染のない、広大な土地で生産されるアガリクス茸の自然栽培現場をレポートする。
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959.7万平方キロメートル(日本:37.8万平方キロメートル)の広大な土地を有する中国。最近は高度成長期にあり、環境汚染問題が深刻化するなど残留農薬の話も耳にするが、JMCが所有するアガリクス栽培場は、都心から離れた空気のきれいな山の中にある。もちろん土壌中の残留農薬など、毒物性の成分は検出されていない場所を厳選した。栽培場は福建省内に四ケ所設け、総栽培面積は4万平方キロメートルに及ぶ。 中国産というだけで残留農薬の問題を言われるが、JMCではそれらの汚染の届かない、山の中での栽培を心掛けている。また試験栽培から約5年、アガリクス茸に関する育成ノウハウも習得した。 JMCのアガリクスとの関わりは1992年から。福建省農業大学の菌学者・陳教授が、日本からアガリクスの菌株を入手し、人工露地の試験栽培に成功したことを始めに、翌年サンパウロの華僑の協力で、アガリクスの原種を入手、アガリクス変異種の研究が進められた。この変異種は、いくつかの菌株を掛け合わせてつくられたもので、福建省の気候に適し、肉厚があり、かつ成長スピードの早い新種として「JF103」と名付けている。
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JMCのアガリクス茸に対する取り組みは、菌株だけではなく、栽培方法にも独自色を出しているのが他メーカーとの違いだ。栽培方法は露地栽培と室内栽培(棚栽培、ハウス栽培)の二種を採用している。 まず露地栽培における栽培場だが、春と秋に収穫できるように、北と南に場所を分けている。それぞれの栽培場は山の斜面に設け、海抜300, 500, 600, 800メートルに四分割され、その時の気候状態に合わせ、春収穫分(栽培期間:5〜6月、6〜7月、7〜8月、8〜9月)、秋収穫分(栽培期間:10〜11月、11〜12月、12〜1月)とに分けられる。
これら二つの手法を用いることで、仮に片方が何らかの影響で減収してしまっても、もう片方でサポートできるので、まったく収穫できない状態に陥ることはなく、安定した供給が可能な状況である。
収穫してからは、洗浄、乾燥を経て製品化される。乾燥は天日とボイラーを使う。天日だけでは茸が黒ずんでくるためだ。ボイラーは45度〜60度以下で20時間乾燥させる。この工程中に四段階の品質検査を入れ、安全性についても細心の注意をはらっている。さらに傘が開きすぎていないか、黒ずんでいないかなど選別し、10キログラムから1キログラムに。そのうちの半分をA級品として採用する。この際にロット毎の栄養成分のチェックを行ない、品質の優劣がないようにする。
(平成10年8月20日 健康産業流通新聞より転載。) |